債務整理と官報について

官報とは、国の広報誌です。官報で一般に知らせることを、官報公告といいます。
債務整理をすると官報に載ってしまうものだと思っている方が多いですが、
債務整理の種類によって官報に載るものと載らないものがあります。

債務整理のうち、任意整理は官報に載らない債務整理になります。
自己破産、個人再生を申し立てた場合、官報公告がされますがこれにはきちんとした理由があります。
自己破産や個人再生は債務者の全ての債務を整理し、債権者に公平に分配を行う必要があります。
そのためにはその債務者に関わる全ての債権者に債務整理が行われることを知らせなければなりません。
そこで官報に債務者の氏名や住所を記載し、世の中に広く債務整理が行われることを示すというわけです。
一方任意整理はその名のごとく、整理する債務を任意で選び出すので、全債権者に必ず知らせる必要はないのです。
そのため任意整理を行っても債務者の名前や住所が官報に載ることは絶対にないというわけです。
また、官報公告はいつされるかというと、
自己破産は開始決定の約2週間後と、免責決定の約2週間後の2回で、
個人再生は開始決定の約2週間後と書面決議決定の約2週間後、認可決定の約2週間後の3回となります。

«
»
 

トラックバックURL